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2019年、人差し指1本でスタートした話 ── 中年×PC素人がAIと暮らしを再構築するまで

2026-05-11 / 第8号 / 公開時点では下書き

ここまで rooo.pro では、AI と一緒に作った 1 週間の作業ログを書いてきました。サイト立ち上げ、3 サイト運営、サイト監査、karaha.org の同意システム、Microsoft 365 のハーディング。
はたから見ると、それなりに技術的なことをやっているように見えるかもしれません。

でも、私の 出発点 は、ここから書く話のとおりです。


2019年、私のスキル

パソコンを使う仕事はしたことがない。
キーボードを操作するのは人差し指 1 本。
Excel と Word の違いも分からなかった。
さらに、中年のおじさん。
そこからスタートしました。

ほんとに、これが私の 2019 年です。
「IT 業界出身」でも「もともとパソコン好き」でもありません。普通の中年男性が、ある日「個人で物販をやってみよう」と思って、人差し指 1 本で受注メールを打ち始めた、というところからスタートしました。

そこから 6 年で何があったか

2019 年に EC 物販「rooo」を始めて、6 年。気がついたらこんな状態になっています。

🛒 EC 物販を 1 人で運営(1 日 713 件発送の経験あり)
🌱 保育園の営繕/B 型作業所のパート/グループホームの食事担当
🤝 当事者会 karaha.org を運営(精神保健福祉・毎月開催)
📝 rooo.pro で build-in-public 連載中
💻 Microsoft 365 テナントの管理(Intune・CA ポリシー・Defender)

とはいえ、これは「私が頑張ってできるようになった」というより、道具が変わったから、です。

2019 年に始めたときは、クラウド会計、発送ラベル印刷、顧客管理 ── そういう道具がだんだん出てきて、人差し指の私でも「業務を仕組みで回す」ことができるようになりました。
2024 年あたりからは ChatGPT、2026 年に入ってからは Claude。「AI と話せば、コードもメールも文書も書ける」状態が普通になってきました。

今日(2026-05-11)あったこと

たとえば、今日の出来事。

朝、Gmail に Google Search Console から 4 通のメールが届いていました。
「esynet.jp のページのインデックス登録 エラーを完全に修正できませんでした」
「karaha.org のページがインデックスに登録されない新しい要因」
「rooo.pro のページがインデックスに登録されない新しい要因」
「karaha.org のページのインデックス登録 エラーを完全に修正できませんでした」

2019 年の私だったら、件名を見ただけで「何のことかわからない」で終わっていました。
でも今日は、Claude にメールを開いてもらって、Search Console を一緒に見て、404 が出ている URL を 9 件特定して、Cloudflare Pages の _redirects ファイルに 301 リダイレクトを追加して、commit して push して、デプロイ反映を curl で確認して、Search Console に「修正を検証」をリクエストする ── ここまでを 30 分くらいで終わらせました。

2019 年の私が見たら、外国語で書かれた魔法の儀式 に見えると思います。
でも、今の私が実際にやっていることは「Claude に状況を伝える」「Claude が出した方針を確認する」「Claude が出したコードを読む(読めなくても聞き返す)」「git push を打つ」だけ。

道具の質が変わると、人差し指 1 本のおじさんでも、ここまで届く時代になりました。

「中年だから無理」「パソコンが苦手だから無理」を一度疑ってみる

私は、自分のことを「向いていた」とは思っていません。むしろ 条件はかなり悪かった ほうです。

・PC の仕事の経験なし
・タイピングは人差し指 1 本
・Excel / Word の違いも分からない
・中年でこれから新しいことを始めるのは怖い

これらは全部、6 年前の私の事実です。
でも、それは 2019 年時点の道具 での話。2026 年の道具(AI 共作)は、当時の私が想像していたものと別物です。「経験ゼロからでも、AI と一緒なら手をつけられる」場所が、いま増えています。

もちろん、AI が全部やってくれるわけではありません。判断や決断や責任は、いまも自分の側にあります。それは前回(第7号)にも書いたとおり。
でも「最初の一歩が怖くて踏み出せない」を、AI はだいぶ軽くしてくれます。

このシリーズの読み方が変わるかもしれない

ここまでの 7 本(rooo.pro 公開、3 サイト統一、24 項目監査、karaha のロードマップ、写真同意システム、同意システム改善、M365 ハーディング)は、技術寄りに見える話ばかりでした。
でも、書いている本人はこのレベル感の人間です。

もし、似たような「PC が苦手」「中年から始めるのは遅い」と思っている方が読んでくださっているなら ── あなたが想像しているより、今は道具が手厚いです。
そして、私自身も 始めたばかり。一緒に道具に慣れていきましょう。

次回

第9号は、第6号で残した「メンバー名簿への実際の登録 → 一斉送信」の運用回になりそう。あるいは、今日整えた Search Console 周りの再発防止策(旧 URL のリダイレクトを系統的に整理する)の話になるかも。
どちらにしても、来週には書きます。